計算力を上げる習慣

日々の生活の中で使える暗算テクニックと、計算力を向上させる習慣について解説します。ちょっとしたコツで、計算がグッと楽になります。

暗算の基本テクニック

10を作る計算

足し算 7 + 8 = 7 + 3 + 5 = 10 + 5 = 15 8を3と5に分解し、7と3で10を作ります。 掛け算 25 × 4 = 100 25と4の組み合わせは100になることを覚えておくと便利。

近い数から計算

例:98 × 6 = (100 - 2) × 6 = 600 - 12 = 588 98を100-2として計算すると楽です。

分解して計算

例:15 × 12 = 15 × 10 + 15 × 2 = 150 + 30 = 180 または = 15 × 4 × 3 = 60 × 3 = 180

よく使う暗算パターン

消費税計算

10%を足す(×1.1) 1,000円 → 1,100円 5,500円 → 6,050円 8%を足す(×1.08) 1,000円 → 1,080円 コツ:10%を計算してから、2%分を引く 1,000円の10% = 100円 1,000円の2% = 20円 1,000円の8% = 80円 税込 = 1,080円

割引計算

10%OFF:元の価格から1割引く 10,000円 → 9,000円 25%OFF:4分の1を引く 10,000円 → 7,500円 30%OFF:10%の3倍を引く 10,000円の10% = 1,000円 10,000円の30% = 3,000円 30%OFF = 7,000円

割り算の近似

÷3:3分の1 900 ÷ 3 = 300 ÷7:約14% 700 ÷ 7 = 100 1,000 ÷ 7 ≒ 143

計算力を上げる習慣

1. 買い物で暗算練習

スーパーでカゴに入れながら合計を暗算。レジで答え合わせ。

2. 時計で引き算

「あと何分」「何時間経った」を頭で計算。

3. 数字を見たら因数分解

電話番号や車のナンバーを見たら、因数分解してみる。 1234 = 2 × 617

4. 毎日の計算タイム

1日5分、計算問題を解く習慣をつける。

計算ミスを防ぐコツ

  • 桁を意識する
  • 計算前に「大体いくらになるか」を予測
  • 検算する
  • 逆の計算で確認(掛け算なら割り算で)
  • 単位を確認
  • 円、%、個など単位を間違えないように 計算ツールを使う場合も、暗算で概算してから使うと入力ミスに気づけます。 Daily Calc Assistantで練習しながら、計算力を磨きましょう。